丹羽 嘉言


丹羽 嘉言

【にわ かげん(よしとき)】

【人物】

肖像画(イメージ)
肖像画(イメージ)
  • プロフ編集

編集中

儒学者、画家

出身地:尾張(名古屋)

生没年:寛保2年(1742)~天明6年(1786)


 漢学、画力に優れた人物であり、真澄の画風に大きく影響を及ぼしたと思われる。

自画像から見るにいかにもアナーキーな感じ。

雅号『福善斎』。


 本草学にも精通しており、真澄は嘉言から本草学を学んだという。

その検証として、真澄が若かりし頃に人に誘われて薬草を求めて山に登ったと随筆《筆のまにまに》に記述があり、対して嘉言が書いた著書にも同様の記述が見られるため、真澄が嘉言に師事した裏付けとされている(菅江真澄読本4)。


他、嘉言の著書には度々白井某(当時の真澄の屋号)の名が見られる。


関連リンク

◆参考文献

・菅江真澄読本4/田口昌樹 著

・真澄紀行/菅江真澄資料センター

・各種説明板


最終更新:2023/2/8