注連縄


注連縄

【しめなわ】

【寺社・道具】


 『標縄』『七五三縄』『印結(しめゆい)』とも呼ばれる、藁を編んで紙垂(シデ)を付けた神祭具
 
 神社鳥居御神体などにバリケードのように張って神域と現世を隔てる『結界』の役割を持つ。
 一例として巨石や神木、神棚などに張られ、正月の注連飾りもこれに類する。
 
 日本神話における、アマテラスが天岩戸から出てきた際に再び中に入らぬよう入り口を塞いだ『シリクメ縄』が起源とされている。
 
【バリエーション】
 一文字、大根締め、ゴボウ締め、輪飾りなどがあり、島根県出雲市の出雲大社拝殿のものはもっとも太い標縄の一つとして知られる。

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◆参考文献

・日本の神様読み解き事典/川口謙二 編著

・各種説明板


最終更新:2024/3/17