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雪見御殿跡

ゆきみごてんあと

秋田市広面赤沼


菅江真澄の道

  • 来訪:文化8年(1811)8月10日
  • 年齢:58歳
  • :勝手能雄弓(勝手の雄弓)
  • 形式:日記
  • 内容:参詣
  • 詠歌:遠近の山のはつしほ野の千種 さぞな雪見のありし真木の屋根 

 天徳寺を過ぎ、村から左手の方に少し登って眺めると赤土の岡があり、そこに縄がひきまわしてある。

そのわけを尋ねると、 近ごろまで飲山亭という藩主の別邸・雪見御殿があったのだという。

このように広い沼の水草にかくれて、赤土が見えかくれしているので、赤沼とよばれているのであろう。

 

 荒れ果てた雪見御殿を詣でる。

ここに臨んで建てられたその殿の眺めは、どのようであったろうか。

《勝手の御弓》

 

⊞ 雪見御殿(飲山亭)

 8代藩主・佐竹義敦が天明元年(1781)に建てた別邸。

雪見のための御殿といわれ、藩主がここで休息中に、手にした杯に近くの太平山の影が映ったのにちなみ『飲山亭』と呼ばれたという。

 

4年後にはこの別邸は廃止され、慶応年間に、太平山の遥拝所が建てられて、そこが三吉神社となった。

神社 由緒

  • 創建:延暦20年(801)遥拝所(里宮)の建立は慶應年間
  • 御祭神:大己貴大神、少彦名大神、三吉霊神
  • 例祭日:1月17日
  • 特殊神事:三吉梵天祭
  • 御利益:勝利成功、事業繁栄

 太平山山頂の鎮座する三吉神社奥宮は、かつては女人禁制に加えて道も非常に険しく容易に参詣出来なかったため、

慶應年間に佐竹候の別邸跡があった赤沼の地を里宮に選定された。

 現在の社殿は昭和58年に改築されたもので、屋根の造りが太平山の稜線を模している。

1月17日の太平山三吉梵天祭はここで行われる。

 

⊞ 2つの三吉神社

 赤沼の三吉神社里宮とは別に、太平山木曽石登山道に即する八田の木曽石三吉神社も三吉神社の総本宮とされ、

こちらも三吉信仰の発祥として由緒が深い。

この二つの神社もいずれも総本宮としているが事情は不明。

 

詳しくは当該記事にて。


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◆アクセス

  • 駐車場:あり
  • 案内板:あり
  • トイレ:あり
  • 『菅江真澄の道』標柱リスト:224