産土神


産土神

【うぶすな】

【信仰】


 『産神』とも書く。

 

『うぶすな』とは『自分が生まれた土地』を意味し、転じて守護神を意味する。

その者を生まれる前から死んだ後まで守護する神とされており、他所に移住しても一生を通じ守護されるものとして信仰されている。

 

 氏神とは対になるような信仰であるが、氏神と産土神が混同されるものもあるので厳密な定義づけはできない。

 

 

【ウブスナ参り】

 

 幼子の出産や育児の祈願にも深く関係があり、産子の安産祈願のお宮参りは産土神で行うところが多い。

男の子は32日目、女の子は33日目に参る例は多いが必ずしも決まっていない。この初参りをあやつことも呼ぶ。


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◆参考文献

  • 日本の神様読み解き事典/川口謙二 著
  • 写真資料 秋田の民俗/無明舎出版
  • 各種説明板

最終更新:2024/3/27