鳥居


鳥居

【とりい】

【寺社】

東鳥海山一の鳥居(湯沢市)
東鳥海山一の鳥居(湯沢市)

Bird(鳥) Rest(居)
引用:神道名目類聚抄 6巻 巻1
引用:神道名目類聚抄 6巻 巻1

 神域の入り口、神社の門として設置されたゲート。神社に行くとほぼ確実に奉納されている。『天門』『神門』『鶏栖』などとも呼ばれる。

 主に2本の縦柱と横木(笠木)から構築されたシンプルなものであるが材質・種類ともにバリエーションがあり、仏教建築の影響があるものは曲線的に建てられている。

 

↓こんなのもある。世の中は広い。

 

 参道に複数奉納されているものは入り口から数えて『一の鳥居』『二の鳥居』などと数えられる。周囲に神社なく遠くに建てられているものは、かつての参道の名残であった事を示す。

 

 

 名前の由来は諸説あるが、イザベラ・バード奉納された鶏が留まる場所に由来すると聞き、『鳥の居所(bird rest)』と訳して紹介した。


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◆参考文献

・日本の神様読み解き辞典/川口謙二 編著

国立国会図書館デジタルコレクション

神道名目類聚抄

・真澄紀行/菅江真澄資料センター

・各種説明板


最終更新:2023/2/10