大平山 山頂

太平山 山頂

たいへいざん さんちょう

秋田市仁別

 

最終更新:2024/1/27

冒頭のひとこと


🖌菅江真澄の道
  • 来訪:年()月日
  • 年齢:ああ
  • 書名:ああ
  • 形式:ああ
  • 詠歌:ああ

真澄記:ああ

 

見出し
  • 来訪:文化9年(1812)7月19日、20日
  • 年齢:59歳
  • 書名:月のおろちね
  • 形式:日記、図絵
  • 詠歌:かくばかりすずふく風の身にしみて よしののたけも月や見るらむ

 登頂したのち、堂の小屋で一泊する。

狭い堂内に登山仲間が詰め寄って、神前で畏れ多いが肘を曲げて横になった。
横になったが寝付かれない。
外に出て見ると、雨が晴れて月影が姿を見せた。起き出してみると他の登山客もチラホラと外に出てきた。
立小便する人もいた。

 

 夜中に雨は止み、翌朝には下界を一望できた。

月のおろちね

📑 真澄記
 ああ

⊞ 真澄記・鏡像《月のおろちね》

 この堂のうちに祠があり、紫銅で鋳造した鏡像がある。
また同じ金属で鋳た八寸ほどの蜜迹金剛神(仁王)のような姿の像もあった。
本来太平山は薬師如来を祀り、その眷属の十二神将が失われて一柱のみが残ったものだろうと真澄は推測する。

見出し
📍 標柱データ

前:ああ

ああ

横:

ああ

後:ああ

 あ


◆大平山三吉神社 奥宮

  • 御祭神:大己貴大神、少彦名大神、三吉霊神
  • 創建:伝白鳳8年

 …というわけで、5時間かけて登頂成功。

山頂に登ったは良いのですが、天候は折悪しく周囲は霧雲に覆われて眼下は一望できませんでした。無念。

しかし達成感はかなりのもの!…とは当時は言い難く、やっぱし疲労に次ぐ疲労ですぐさまベンチに倒れこむザマ也。

山小屋には宿泊スペースの他、各種お守りや売店もあります(ビールもあり。割高ですが)。
登山時は平成最後の年だったので、記念に手拭いを買って行かれる方もいました。

 奥宮にお参りする際に、記帳に『お願いごと』の欄がありましたが、
ここまで登ってくると『無事に登頂できたことを感謝します』
としか願えずにおれません。マジで。

 当直されている神職さんから優しく労っていただき、御朱印を揮毫して頂きました。
本当にありがたいので大事に保管いたします。

30分くらい休んだら同伴者
『さあ山を下りましょう』と息巻いてきたのでサパッと下山することにしました。
も少し休ませてえな…。

次回、太平山旭又(下山)



アクセス

  • 駐車場:なし
  • 案内板:なし
  • トイレ:あり
  • 備考:宿泊可(詳しくは公式HPにて)

関連リンク


◆参考文献

大平山三吉神社HP

・菅江真澄遊覧記第5巻

/菅江真澄 内田武志・宮本常一翻訳

国立国会図書館デジタルコレクション

秋田叢書 別集4巻

・真澄紀行/菅江真澄資料センター

・取材協力・富沢克次


取材日:2018/8/11