· 

三種町の桜たち

山本郡三種町下岩川~森岡

  • 知名度:★
  • 難易度:★
  • 花見所:★★★

↓見出しをクリックするとテキストが展開されます。

菅江真澄の道
  • 来訪:文化3年(1806)3月
  • 年齢:53歳
  • 書名:かすむ月星
  • 形式:日記、図絵
  • 内容:日記から
    12日 烏帽子長根から達子の部落へ入る。付添いの少年のもとで休息を取り、常楽寺の薬師堂で桜を眺める。
    15日 連れ立った数人と長面の部落を出て宮ノ目の齢経た姥桜を見る。
    18日 二ッ森を経て森岡の近くにあった道の傍の壟桜は趣深く咲いていた。
  • 標柱:101(宮ノ目大桜)、102(達子村の薬師)、105(森岡の壟桜)
森岡の奇怪な話

 砂子沢の沼では雨乞いの祈りが行われる。
茶毗(だみ)の沢という深い谷には、塚原(埋葬地)があり、死骸が散乱している。今も生首が転がっているのをたまに見る。
(『かすむ月星』)


 文化3年(1806)の旧暦3月、この時期の菅江真澄は一人旅ではなく、

逗留先の地元の知り合った人や子どもを複数人連れて桜や梅、鳥などを探しに散策する日が続きました。

「かすむ月星」描いた図絵にも桜が咲いた風景が多く登場します。

 

 実際に真澄がこのルートを辿ったときは他にも方々に立ち寄っていますが、「桜」をテーマとして

今回は3カ所をまとめてピックアップしました。

 山本郡三種町下岩川は昭和期の舞踏家・石井漠の出身地でもあります。

 

のどかな原風景は長く足を停めていたくなりますね。


アクセス

  • 駐車場:なし
  • 案内板:なし
  • 備考:油断してると見逃しがち。

こどもたちを引率しながら物見遊山を楽しんだ真澄翁…

想像すると微笑ましいですね。

関連

参考文献
  • 菅江真澄大全集
  • 菅江真澄遊覧器 4巻
  • 説明板