· 

万太の奇談

まんたのきだん

大仙市板見内一ツ森


菅江真澄の道

  • 来訪:文政11年(1828)
  • 年齢:75歳
  • :月の出羽路仙北郡
  • 形式:日記
  • 内容:聞書

 『奇談話のくだり』の項として聞き書き。

天狗にまつわるオカルト話として、江原武鑑を引用しつつ実際に被害があったという証拠品の図絵も描いた。

《月の出羽路仙北郡》

⊞ 真澄記・奇談話のくだり《月の出羽路仙北郡》

 

 文政11年6月3日の事。

板見内の支郷・一ツ森の青年、万太が仲間と共に3人で一ツ森へ水麻を採りに入ったところ、何者かに笠ごと掴まれたか思ったら気を失ってしまった。

 

 気が付くと一ツ森より遠く離れた真昼岳の頂、権現の御神前に座っていた。

万太の記憶は定かでなく、やっとの思いで下山し帰路に着いたが、笠には野太い4つの爪痕が残っていた。

 

 真昼岳は古来より妖しきものの棲む山とされ、大天狗、小天狗、木葉天狗、草天狗などの目撃談が伝えられている。

 

元本堂村に住む男などは、『太き鳥足をした赤い大人』を見てから廃人になってしまったという。

 

●真澄図絵

引用:国立国会図書館デジタルコレクション 秋田叢書第10巻

 万太が所持していたという天狗に攫われた時の笠。

天狗の爪痕とおぼしき4つの爪痕が残っていた。

◆歌碑

 策の湯施設内資料館前に建立。


COMING SOON・・・


◆アクセス

  • 駐車場:あり
  • 案内板:なし
  • トイレ:なし
  • 『菅江真澄の道』標柱リスト:330
  • 『菅江真澄の道』歌碑リスト:26
  • 備考:温泉施設・柵の湯敷地内

◆関連

  • 真昼岳
  • 秋田の天狗話
    • 天狗橋
    • 夜明け島の天狗
    • 飛びシンチコ