曲がり家


曲がり家

【まがりいえ】

【建築】


編集中

 秋田県下の近世民家は、『曲り』形式を取り入れた『中門造』や『曲屋』等の発達をみた。


曲りの形式は、 間取り、特に土間と馬屋のとりかたから大別される。

曲りは土間通路と馬屋からなり、入口は正面につき間通路にオカマヤ(釜屋)をとるのが一般的で、南秋田・山本地方の土間内部は床上部分後部の入隅をイナベヤ(稲部屋)という稲収納場となっている。

曲りの上部は、採光のために妻部分を入母屋や兜にしたり、スス窓を正面にみせるなど地域的に豊かな 変化をみせた。


関連リンク

◆参考文献・施設

・三種町琴丘歴史民俗資料館

・菅江真澄遊覧記第 巻

/菅江真澄 内田武志・宮本常一翻訳

国立国会図書館デジタルコレクション

・秋田叢書 巻

・真澄紀行/菅江真澄資料センター
・各種説明板


最終更新:2024/2/26