絹篩


絹篩

【きぬぶるい】

【史料】

絹篩 男鹿図(引用:国立国会図書館 秋田叢書第2巻)
絹篩 男鹿図(引用:国立国会図書館 秋田叢書第2巻)
  • 本文3冊、図絵2冊
  • 船越・鈴木家所蔵

 船越村の郡方勘定役・鈴木平十郎重孝が嘉永5年(1852)にまとめた男鹿半島各村の地誌。江戸時代末期に編纂された。

村ごとに人口、馬数、神社、仏閣の各種記録の他、社殿の宝物や沿岸の岩礁、八郎潟の曳き網漁法などを図絵を交えて記録している。
 タイトルは「篩(フルイ)にかけて粉と石をより分けるようにデータを精査した」事から名付けられた。
菅江真澄の《鹿》と合わせて男鹿史を知る貴重な史料となっている。

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最終更新:2024/3/25