かまくらまつり
横手市内各所
最終更新:2023/1/6
冒頭のひとこと
見出し
- 来訪:天明4年(1784)月12月
- 年齢:31歳
- 書名:秋田のかりね
- 形式:日記
真澄記:12月中旬(10日頃?)
子供たちが『かまくら遊び』といって家より高い雪に大きい横穴を掘り、中に入って灯火をつけ夜ふかしをした。
《秋田のかりね》
また、初期スケッチ集《粉本稿》にかまくらのスケッチを描いている。
祭事データ
- 祭日:2月15日、16日
- 形態:小正月行事、観光イベント
- 奉納:かまくら内の水神様
藩政時代、分厚い雪の壁に穴を掘り、祠を作って水神を祀ったり子供たちが夜籠りをした風習が一般化し、『雪まつり』の観光イベントとして定着したもの。
祭り当日には横手市内の各所で大小のかまくらが作られ、中で暖をとり地元の子供らが
『おがんでたんせ』と祀られた水神を祈願し、
『入ってたんせ』と餅や甘酒を来場者にふるまう。
旧正月行事としては、かまくらに中に注連飾りをしてお神酒や餅を供えてから燃やし左義長のかまくらが行われた。
また水神様(おしずの神さん)を祀り、よい水に恵まれるようにと祈願した。
『かまくら』とは元来小正月行事の事を指し、同時期に各地で行われる行事にはカマクラの名が冠されている。
語源も『竈(かまど)の神』から、後三年合戦で奮戦した『鎌倉権五郎』からなど諸説ある。
アクセス
- 駐車場:あり
- 案内板:あり
- トイレ:あり
関連リンク
- 横手城
- 柳田村
- 秋田県内のかまくら行事
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- 六郷のカマクラ行事
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- 久保田の火振りかまくら
- 葛黒火まつりかまくら
取材日:2017/2/15
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