伊邪那美命 (イザナミノミコト)


伊邪那美命 (イザナミノミコト)

【いざなみのみこと】

【神話】


 日本神話に登場する女神で、イザナギの妻にして『神代七代』の一柱。

漢字では伊邪那美命、伊弉冉、伊邪那美、伊耶那美、伊弉弥と表記される。


 イザナギと共に国を産み、高天原で夫婦の契りを結んだイザナミは多くの神々を産む。その中にはゲボ・糞尿から土の神や生成・穀物の神が産まれた。確実にセンシティブ判定な設定であるが、額面通りに受け止めるより神々の超越した表現として見た方が楽しかろう。


 そして産まれた中にヒノカグヅチノカミという火の神を産むが、産出の際、陰部に大火傷を負いそれが元で死んでしまう。

黄泉の国に堕ち、元の国に帰られなくなったイザナミの姿は腐敗してウジ虫が沸き、八柱の雷神を身に宿すグロテスクなものとなっていた。

 思い焦がれて黄泉の国へ訪れたイザナギは変わり果てたイザナミの姿に恐れをなし逃げ帰ってしまう。その小物ムーブに怒り狂ったイザナミはかつての夫と永遠の決別を誓ってしまう。

イザナミは日に1000人殺し、イザナギは日に1500人産む。互いにこう宣言しイザナミは黄泉津大神、道敷大神とも呼ばれるようになった。


秋田県内で祀られる神社

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◆参考文献


最終更新:2024/3/27