· 

旭川

あさひがわ

秋田市千秋明徳町~仁別


菅江真澄の道

  • 来訪:  文化10年(1813)
  • 年齢:60歳
  • 書名:筆のまにまに『あさひかわ』
  • 形式:随筆
  • 詠歌:あさ日川 夕日の色もせき入れて くれなゐふかき梅のした水
  • 内容:『旭川』名は真澄翁が考案、採用された。

 

 この川は当時、『仁別川』『泉川』などと呼ばれ、はっきりした名がなかった。

真澄翁は秋田第9代藩主・佐竹義和公に具申し、この川の名は旭川であるべきだと思った。

その理由は旭日の嶽から流れ落ちるからであると那珂通博氏を通じて申し上げたところ、

公が聞き届けられて、たいへん素晴らしい、旭川という名は誌にも歌にもよく合う。最も立派でふさわしい名であると、いたく感心なされて誉められたという事だった。

 真澄は、文化10年(1813)3月、旭川をさかのぼり、『旭川』という日記を書いたと伝えられているが、

残念ながらこの日記は未だに発見されていない。

 しかし、この日記の断片は『筆のまにまに』第5巻の一節『あさ日川』の中にて命名に至る経緯が記されている。

 

 しかしながら明治時代に出た地図には『添川』と古名で書かれており、旭川の名が浸透するまで月日を要したようである。

 


 仁別から秋田市市街地に向かって、県道15号線と並行して流れ旭南3丁目で太平川と合流、

秋田市を象徴する河川です。

流れも緩やかで釣りをされる人もちらほら見かけます。

この名前の命名の経緯に真澄が深く関わっているのは大変興味深いです。


ルート

  • 駐車場:なし
  • 案内板:なし
  • 備考:旭川ダムは駐車スペースあり

アユやイワナ、ウグイなどが釣れるようです。

関連

参考文献

  • 秋田市旭川郷土史
  • 菅江真澄随筆集
  • 真澄紀行/菅江真澄資料センター
  • 各種説明板